プロフィールに記載してある通り、私はこれまで短期留学→インターン→長期留学→ワーキングホリデー→就職の順番で韓国に滞在してきました。
短期留学と長期留学留学では、寮に住み、インターンではコシウォン。ワーキングホリデーでは、オフィステル。就職ではワンルームといった形で、留学生が住むであろう住居は、いったんすべて経験しました。
住んでいく中で見えてきたメリットとデメリットがありましたので、この記事ではそれぞれ写真つきで「なぜその住居を選んだのか?」理由まで解説していきたいと思います。
寮
選んだ理由
私は、短期留学と長期留学で寮に住みました。
選んだ理由は、とても単純でお金がなかったからです(泣)。
寮はたいていの場合、二人部屋ですので、一人暮らしより数万円安く住居費を抑えることができます。
一人暮らしで安いとされているコシウォンよりも安い場合がほとんどです。
上の写真の寮は、短期留学時に入寮した部屋になりますが、長期留学も似たような感じでした。
机が奥にあり、手前にベッド。入り口側に進むとタンスがあります。
二人部屋ですので、この机、ベッド、タンスがもう一つあります。
感覚的には、コシウォンが二つ部屋の中にあるといったイメージになります。
メリット
上の内容と類似してしまいますが、住居費が安いという点が最大のメリットといえるでしょう。
そして、一人暮らしをするといろいろとめんどくさい、光熱費や管理費、wifi料金などの支払いも、寮では住居費用として一括処理してくれるので手間が省けます。
また、寮は学校構内にありますので、セキュリティー面がしっかりしてますし、語学堂までの距離が数十分と朝起きるのが苦手な人や遅刻しがちな人にもおすすめできます(笑)
デメリット
寮のデメリットは、ルームメイトがいるということです。
これは、ルームメイト次第ですので、人によってはメリットに変わる人もいるかと思います。
ルームメイトは、同じ国籍の人もしくは、語学堂で一緒に勉強する外国人になりますので、語学堂に留学される場合は、韓国人とルームメイトは難しいと思われます。
私は、短期留学の時は、同じ学校から留学した日本人。長期留学では、日本人が一人もいなかったのでカンボジア人🇰🇭→ウズベキスタン人🇺🇿→中国人🇨🇳と1学期ごとルームメイトが変わりました。
ずっと同じルームメイトがいい方は、申請すればできますが、私はいろいろとルームメイトがカオスでしたので、変更しました( 一一)
そして、もう一つデメリットをあげると、シャワールームがきれいじゃない場合が多いということです。私が住んでいた寮は、部屋の中にシャワールームがあるタイプでしたが、学校の寮によっては、寮のみんなでシャワールームを共有するタイプもあります。
写真のように、トイレとシャワーが同じですので、人によっては厳しい人がいるかもしれません。
コシウォン
選んだ理由
次は、コシウォンを紹介したいと思います。
コシウォンを知らない方のために方に説明すると
牢獄です(笑)
まあ、冗談ですが、私には牢獄みたいな場所でした。
選んだ理由は、私が韓国語が全くできなくてインターン先の会社にすべてお願いしたらやばい場所になりました。
これは、自分が韓国語がまったくできなかった落ち度と完全にお任せで頼んでしまったことに原因があります。
これを読まれてる皆さんは、住居を決める際にオフラインでもいいので自分の目で見て住居を選ぶことを強くお勧めします!
メリット
コシウォンもメリットはあります。
それは、コシウォンでもいいコシウォンと悪いコシウォンで全然違うという点です。
私がコシウォンに住んだのは2017年でしたので、あの頃と比べたら大分ましになりました。
いいコシウォンなら狭くても部屋が新しくて米やラーメン、キムチといったおかずまで無料で用意してくれる場所もあります。
実際、私が住んだコシウォンも部屋が私に合わなかっただけで、大家さんは、いい方で、簡単なご飯は無料でしたので、狭いのが大丈夫で費用を抑えながら一人暮らしをしたい方には、おすすめできます。
デメリット
デメリットは、狭い・汚い・臭いの三拍子です。
まず、コシウォンは、本当に狭いです。ほとんどの方が日本では住んだことのない狭さを体験することになると思います。
でも、コシウォンは、もともと狭いけど安いというのが部屋の売りですので我慢するしかありません。
次に汚いですが、これは、コシウォンごとに違うのと住んでいる人によって違うので、正確には言い難いですが、共同でトイレやシャワーを使うコシウォンの場合は覚悟した方がいいかもしれません。
そして、最後に臭いという問題点ですが、これはシャワールームが部屋の中にある場合です。
小さい部屋なのにその部屋にシャワールームがあるのでかび臭くなります。
部屋の窓が大きくて換気がしっかりできれば問題ないのですが、コシウォンは、部屋が小さいですから基本、窓も小さいです。
匂い対策が必要かと思います。
シャワールームが共同の場合は、汚い場合が多く、シャワールームが部屋の中にある場合は、臭くなるのでどちらにせよ対策が必要です。
もしコシウォンを選ぶ方がいましたら、しっかり検討して選んでください(-_-;)
オフィステル
選んだ理由
寮やコシウォンといった安いところに住んで、結構大変なことが多かったので、絶対にワンルームに住もうと考えていました。
しかし、ワーキングホリデーの仕事場の近くに自分の気に入るワンルームがなかったので、少し高かったですがオフィステルにしました。
後にこのオフィステルを選んだということが悲劇を招きましたが、この話は、追々したいと考えております。
本当につらかったオフィステル生活でした(泣)
メリット
選んだ理由でつらかったと書きましたが、オフィステル自体は最高です。
まず、ワンルームよりも広いですし、窓も大きいので換気もしっかりできます。
写真は少し見えずらいですが、シャワーとトイレが分かれている場合が多いです。
仕切りがあるので、私が撮った手前側がトイレ側で奥にシャワールームがあります。
お金があって、きれいなところに住みたい方はおすすめできます。
デメリット
デメリットは、金額面が大きいです。
私が住んだオフィステルは、地方ですが家賃50万ウォン(約5万円)。
保証金(家を出るときに返してもらえるお金)500万ウォン(約50万円)。
管理費10万ウォン(約1万円)(水道と電気は含む。wifiとガスは別)でした。(2020年)
月にかかる住居費用は、全部で65万ウォン(約6万5千円)~70万ウォン(約7万円)でした。
保証金は、交渉して300万ウォン(約30万円)にしてもらってギリギリ住むことができました。
お金を考えてオフィステルを選べた方は、一人で住む住居の中では一番問題点が少ないと思います。
ワンルーム
選んだ理由
費用はオフィステルより少し小さいですが、住む分には全く問題ない広さで、家賃もやすかったので、オフィステルの反省点からワンルームを選びました。
メリット
私が住んでいるワンルームは、地方のワンルームで費用が安いです。
家賃37万ウォン(約3万7千円)。
管理費(光熱費全部込みで9万ウォン~15万ウォン)(9千円~1万5千円)。
wifi2万ウォンちょっと(約2千円)。
保証金は、半分会社負担の300万ウォン(約30万円)です。
全部で月50万ウォン(約5万円)いかない程度になります。
管理費がアバウトな点は、ガス代が冬と冬以外で大きく変わってくるので、一番やすかった月の管理費と一番高かった管理費でこのようになりました。
ワンルームですが、シャワーとトイレが分かれているタイプです。
デメリット
デメリットはワンルームによって変わってくると思います。
私の場合は、窓はあるものの、隣が建物なので全然日があたりません。
その代わりに家賃が安いです。
そのほかの問題点は隣人がうるさかったりなど個人的な問題で部屋の問題ではないので、自分にあったワンルームを探せば大丈夫だと思います。
まとめ
・費用面で見た場合は、安い順から
寮>コシウォン>ワンルーム>オフィステル
・部屋の広さで見た場合 広い順から
オフィステル>ワンルーム>寮>コシウォン
・部屋の手続きのしやすさで見た場合 簡単な順から
寮>コシウォン>ワンルーム=オフィステル
★総合評価 いい順から(主観)
ワンルーム>寮>オフィステル>コシウォン
これから韓国で家探しをする方は、何が一番自分の家探しで重要か考えながら頑張ってください(^^)
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